日本マラソンの発祥の地として知られる兵庫県神戸市。
今では関西の3大マラソンの1つとなった神戸マラソン、
神戸出身の筆者が、完走するコツをお教えいたします。
神戸マラソン2018の特徴
大会名称:第8回神戸マラソン(KOBE MARATHON 2018)
日時:2018年(平成30年)11月18日(日)スタート 9:00~終了 16:00
コース:神戸市役所前をスタートし、明石海峡大橋の西方(垂水区西舞子)を折り返し、ポートアイランド(市民広場付近)をフィニッシュとする日本陸上競技連盟及びIAAF/AIMS公認コース。(42.195㎞)
<神戸マラソンの制限時間と完走率>
神戸マラソンの制限時間は下の通りです
- フルマラソン(42.195㎞)…7時間
完走率(2014年データ)
- フルマラソン…97.8%
- クォーター…97.9%
完走率は結構高いようです。
神戸マラソンでは、紙で出来たリストバンドがもらえます。
このリストバンドには、kmと目標を書き込めるようになっています。
タイム表を見ながら、だいたいの目標を書き込んで腕に巻けば、
ある程度のタイムテーブルを把握することができますね。
神戸マラソンコースの特徴と走り方のコツ
コツその①
スタートしてすぐは、慌てずゆっくり走ります。
スタート地点から飛ばして走るランナーも結構いるのですが、前半のオーバーペースやスピードの上げ下げは無駄なエネルギーの消耗を招きます。
コツその②
道幅の狭いところや直角の曲がり角のところはペースが掴みにくいので、速さにこだわらずゆっくりと走りましょう。
コツその③
10キロメートル手前から折り返し地点では、上半身はリラックスして力を抜き、上に飛びはねないように気をつけて、なるべく省エネの走り方を心がけましょう。
コツその④
天神橋付近は大きな最初の坂なので、ここまでがウォーミングアップだと思って、まだ暖まりきっていない体をほぐすつもりで、肩を回したり腕をぶらぶらさせたりして、肩の力を抜く動きを取り入れてみてください。
コツその⑤
左手に海が見えてくると、細かいアップダウンがありますので、余裕を持って走りましょう。10.8キロメートル地点でバナナの給食があります。早めにバナナを摂取して、足の痙攣を予防しましょう。
コツその⑥
2017年からコースが変わり、明石海峡大橋を潜ってしばらく走ると折り返しです。暑くなってくることもあるので、水分補給を忘れないようにしましょう。
コツその⑦
折り返し後は、約26 キロメートルを過ぎたら、ジェルなどでエネルギー補給をするように心がけましょう。お腹がすいたと感じる前に、補給をすることが大切です。
コツその⑧
28キロメートル過ぎで大きな坂を超えたら、しばらくは平らな道が続きますので、ペースを乱さずに走りましょう。
コツその⑨
37キロ地点からの浜手バイパスが最大の難関です。上り坂では歩幅を広げないようにして、一歩一歩足を置くようにして、ピッチを上げるようなつもりで進みます。
コツその⑩
ポートアイランドに入ってからは、風が強い場合がありますので、後半で歩いてしまうかもしれないランナーは防寒対策も考えておくと安心です。
コツその⑪
市民広場の前がフィニッシュです。無理をしないで笑顔でフィニッシュしましょう。
神戸マラソン完走するとメダルがもらえる?
神戸マラソンの完走者にはメダルがもらえます。
第7回神戸マラソンの完走メダルとフィニッシュテープに、神戸港開港150年を記念して、神戸の街のイメージカラーで作られた「神戸タターン」のデザインを使用するそうです。
まとめ
神戸の街は前のほうに海があり、後ろに山がある地形です。
なのでコースとしては、平たい道だけではなく登り下りのある坂があり、海の影響で風が吹いてくることもあります。
神戸マラソンに参加される場合は、決していきなりペースアップをして体力を消耗しない方が良いでしょう。
制限時間内に完走するためには、上下運動は極力しないで、自分のペースを守って走り、エネルギーや水分補給を忘れないことがコツのようです。またコースには海が近いところもあるので、防寒対策は大事です。
神戸マラソンに参加するのは、完走者に完走メダルがもらえるのも楽しみの1つですね。
ただ漠然とマラソン走り切るだけではなく、美しい神戸の海や街並みを楽しみながら、自分のペースで走ることを楽しんでいただきたいと思います。