お値段の上でかなり得をしているはずの福袋。何が入っているのかわからないのも楽しみの1つですよね。
でも、福袋と言うのは本当に得をしているのでしょうか。
福袋はブランドの売れ残りの品が詰め込まれているとの口コミが多いです。
やたら奇抜な色やデザインの物が多かったといった話も聞きますね。
また、福袋の中身が既に持っているもの福袋の中身が既に持っているもの・自分では使わないもの・役に立たないもの・欲しくないものばかりであった場合には、結果的に損をしていることになります。
では、福袋日本に入っている商品は、本当はどんなものが入っているのでしょうか?
福袋は売れ残りの詰め合わせ?
ファッションに詳しいファッションバイヤーの、福袋についての意見は?
「おしゃれの法則」の著書で、ファッションバイヤーでありブロガーであるMB氏は、福袋に関して、かなり手厳しい意見を述べられています。
MB氏いわく、
「元々定価分の価値など存在しない粗悪な福袋用商品が入っている」
「もはや誰も買わないような売れ残り品が入っている」
そうです。
それは、型落ち品等の残り物の詰め合わせになっていることが多く、元値通りの価値を持っている商品が入っている事は、ごく稀であると言うことです。
では、果たして福袋を買う事は損なのでしょうか?得なのでしょうか?
福袋専用に服を作っている会社もある?
実は、多くのショップやブランドは当たり前のように福袋を専用の服を作っているそうです。
福袋用に作られた洋服は質が悪く、多くのショップやブランドの福袋は、福袋用に作られた質の落ちる腹を詰め込んで入れているようです。
あるカジュアルブランドショップで働いている方などは、「セール用(の商品)を作るブランドがあるのは確か」なのだそうです。
アパレル関係の人たちに広く知られているのが、「セール用以外にも、福袋用を作るブランドもある」という事実。
セール用、福袋用の商品を作る理由は?
いくつかのブランドが、セール用や福袋用の商品を作る目的は、ボリューム感を出すためだそうです。
プールの時には、通常の店の商品に服だけでは、商品の数量が少なくなってしまい、店が寂しくなってしまうので商品の数のボリュームを出すために、あえてセール前にセール用の商品になる服を作るのだそうです。
では、福袋の場合にはどうなのでしょうか。
あるブランドのパタンナーの方がこのように言っておられます。「福袋ようにイチから作るのはよくあることです。デザインは売れ筋のものを作りますが、コストをあまりかけるわけないかないので、凝ったデザインはあまりありません。縫製も必要最小限度で、簡略化しているところが多いと思います」
ということは、やはりセール用と同じように福袋用の服も、専用に作られているブランドが結構あると言う事ですね。
福袋の中身の真実は?
このように調べていきますと、福袋の中身の真実は、下の2つにしかなさそうです。
①セールですら売れ残った服
②福袋用に作られた質の悪い服
これではとてもじゃないですけども、福袋を買うことがお得だとは思えません。では本当に、福袋は買うべきではないのでしょうか?
まとめーーなるべく失敗しないで福袋を買う方法は?ーー
実際に表記してあるお値段ほどには得をしないということがわかってしまった福袋の中身。それでもやはり福袋を買って楽しみたいと言うのも人情です。
では、値段ほどには得をしなくても、福袋を開けた後もなるべくがっかりしないような福袋の買い方を考えてみました。
①「○点入っている」といったような、福袋に入っている商品の数を売りにしているような福袋は避けましょう。
②「目玉商品の○が入っている」と言うように、必ずお目当ての商品が入っている福袋を購入しましょう。
③(サンプルがあるので)中身が見えるようになっている福袋を探しましょう。
福袋は、普段ならば購入しないようなものが入っているのも、楽しみの1つです。
また普通で買うのよりは値段が安くなっているのも確かです。
「福袋を買ったら絶対に損をする」と構えてしまうのではなく、福袋の中身がセールでも売れ残った商品であったり、福袋用にブランドが作った商品であることをきちんと認識した上で、あまり損をしないような福袋の購入をするのがベストの方法だと思います。