「セントヘレナ島」という名前を聞いたことはありますか?
なんだかおしゃれな名前ですよね!
この記事では、セントヘレナ島について
・セントヘレナ島の場所や行き方
・セントヘレナ島の観光情報
・セントヘレナ島の歴史・ナポレオンとの関係
についてご紹介します!
セントヘレナ島の基本情報(場所・行き方・観光情報)
セントヘレナ島の場所
・セントヘレナ(SaintHelena)
南大西洋にあるイギリス領の火山島です。
大きさは122㎢。日本で言うと、茨城県土浦市とほぼ同じ大きさです。
世界地図で見るととても小さいので点といった感じですよね。
南大西洋と言っても分かりづらいと思いますが、アフリカの南西の海の上です。
人口は約4,500人ほど。日本で言うと、神奈川県鎌倉市より少し少ないぐらいです。
セントヘレナ島への行き方
2017年10月14日に初めての空港、セントヘレナ空港が開港し、週に一度南アフリカのヨハネスブルグ(O・R・タンボ国際空港)から飛行機が就航しています。
それまではどうしていたのか、というと、イギリスの貨客船で5日間!ケープタウンから向かうしかなかったのです。
正に「絶海の孤島」でした。
日本からヨハネスブルグ(O・R・タンボ国際空港)への行き方
・シンガポール航空
成田→シンガポール・チャンギ空港→O・R・タンボ国際空港
・南アフリカ航空・全日本空輸
成田→香港国際空港→O・R・タンボ国際空港
セントヘレナ島の観光情報
・ナポレオンが幽閉生活を送っていた家「ロングウッドハウス」
・ポリー・メイソンの家(地元有力者の娘でナポレオンと親しかった)
・ジェームズタウンのにあるコロニアル建築見学
・イギリスが造成した要塞や造船所の跡の見学
・島のアップダウンの激しい地形を生かしたハイキング
・郵便局の役目をしていた石
・天国への階段と言われている崖の上へ行くための階段(家畜の糞を崖の上へ運んでいました)
・マリンスポーツ(シュノーケルやダイビングなど)
・釣り(キハダマグロなどが釣れます)
セントヘレナ島の家庭料理
セントヘレナ島の家庭料理は、日本でもおなじみのカレー!
マグロと野菜を使ったツナカレーが家庭料理としてよく作られています。
セントヘレナ島の歴史・ナポレオンとの関係
セントヘレナ島は、ナポレオン一世の幽閉の地と言われています。
ナポレオン一世(ナポレオン・ボナパルト)は、ワーテルローの戦いで敗れました。
その際、イギリスはナポレオン一世の亡命を拒否し、絶海の孤島であるセントヘレナ島へ幽閉することにしました。
ナポレオン一世が1821年5月に亡くなるまで、このセントヘレナ島で過ごしたと言われています。
セントヘレナ島でのナポレオンの幽閉生活
ナポレオンが幽閉生活中に過ごした家「ロングウッドハウス」も残されています。
ナポレオンはお風呂が好きだったようで、バスタブも残されています。
彼はよく通訳と一緒に散歩を楽しみ、農家を手伝ったり地元の人と畑を耕したという話もあります。
また、ポリー・メイソンという地元の有力者の娘と親しかったようで、今でもポリー・メイソンの家は残っています。
二人はよく木のに腰掛けて長い間話をしていたそうです。
でも二人には共通の言語がなかったとか。言葉が通じない中で、どうやって意思疎通を図っていたのか気になりますね。
セントヘレナ島では、コーヒーが栽培されていましたがナポレオンはそれを絶賛していました。
まとめ
南大西洋に位置し、絶海の孤島と言われている「セントヘレナ島」。
大きさは茨城県土浦市ぐらい。人口は神奈川県鎌倉市と同じぐらいです。
今まで「絶海の孤島」と呼ばれていましたが、2017年に空港ができたことでこれからだんだんセントヘレナ島に行く人も増えていくのではないでしょうか。
ナポレオンが人生最後を過ごしたセントヘレナ島。
幽閉生活とはいえ、セントヘレナ島での生活を楽しんでいたように思えます。
日本からはかなり遠いですが、興味がある方は訪れてみるのもいいですね。