冷凍庫の霜は気付いたら大きくなっていますよね。
放置しているとだんだん大きくなってしまい、物を出し入れしにくいだけでなく、冷凍庫の機能が低下してしまいます。
霜取りの一般的な方法としては、電源をオフにして自然にとけるのを待つか、ヘラを使って力づくで取り除くなどのやり方があります。
しかし、どちらもの方法も時間や手間がかかってしまい大変ですよね。
もっと簡単に霜を取り除ける方法はないのでしょうか?
今回は、「冷凍庫の霜取りにお湯はデメリットがあるので、ドライヤー利用がおすすめ」ということについて詳しくお伝えします!
「冷凍庫の霜取り」にお湯がいいって本当?
霜を溶かすにはお湯がよさそうな気がしますよね。
確かに、お湯を使うことで簡単に霜を溶かすことができます。
しかし、気を付けて作業をしないと床がびちゃびちゃになってしまいます。また、機器の内部に水が浸入してしまうと故障の原因になります。
さらに、熱いお湯は冷凍庫の冷やす機能を低下させてしまうことがある上に、やけどをしてしまう危険性もあります。
このように、単に霜を溶かすだけならお湯は効果的ですが、やけどや故障のリスクを考えるとあまりオススメできない方法です。
「冷凍庫の霜取り」ドライヤーを使った簡単な方法を伝授!
実は、もっとリスクも少なくて簡単に作業できる方法があります!
それはドライヤーを使う方法です!
やり方は簡単でドライヤーの風を霜にあてて、少し溶けてきたところではがすだけ!
ポイントは、最初はまんべんなく風を当てるのではなく、一点を狙ってとかすこと。
一か所がとけたら周りの霜をはがすきっかけができます。
その段階になったら周りにも風をあてて、表面が少し溶けてきたところで先程のきっかけからぽろぽろとはがしていきましょう!
ここで注意してほしいのは温風を使わないこと。
確かに温風の方が早くとけるのですが、冷凍庫にダメージを与えてしまいます。
冷たい風か、送風モードでやりましょう。
「冷凍庫の霜取り」頻度はどれくらいがいい?
霜とりの正しい頻度、それは『霜が目立ってきたら』行うのが正解です。
あえて何か月に一度、と言わないのは冷凍庫の開け閉めの頻度や時間によって大きな差があるからです。
また、冷凍庫の機種によっても霜のでき方に大きな違いがあります。
霜が大きくなってしまう前に、積極的に霜取りを行いましょう!
冷凍庫に霜ができる原因とは?
冷凍庫の霜の原因は、空気中に含まれる水分です。
扉を開け閉めすることによって、冷凍庫の外の空気が中に入り込みます。
空気に含まれる水分が冷凍庫の冷気によって冷やされ、庫内の壁に付着することで霜になります。
霜ができるのを防ぐのも大事!
ここまで、簡単に霜を取り除く方法と原因をご紹介しました。
簡単とは言っても、作業をするときには冷凍庫の中身を取り出さなければいけないし、多少の手間はかかりますよね。
そこで、霜とりの頻度を減らす予防法をご紹介します!
○開け閉めを極力少なくする
霜は、空気中に含まれる水分が冷やされてできます。
なので、できるだけ冷凍庫の中に外の空気を持ち込まないことが大切になります。
その簡単な方法は、開け閉めの頻度を減らすことです。
または、開け閉めをできるだけ素早くすることを心がけて、開いている時間を減らしてあげること。
簡単なように見えて、実はこれが一番大きな効果があります。
電気代を節約するのにも効果があり、一石二鳥ですね!
○水分を蒸発させない
先程の方法では、開け閉めの時間を少なくすることで冷凍庫内の水分量が上がるのを防ぎました。
でも、氷を作るときなど、どうしても水分を持ち込んでしまうことがあります。
水分の多いものを持ち込むときは、容器にラップをして水分が蒸発するのを防ぎましょう。
簡単な手間で霜ができるのをぐっと抑えることができます。
○冷凍庫の壁をコーティングする
出来る限り気を付けていても、どうしても冷凍庫内に多少の水分は入ってしまいます。
この水分が霜に変わるのを防ぐために、冷凍庫の壁をコーティングするという方法があります。
サラダ油などを薄く壁にぬることで、表面がコーティングされて霜ができにくくなります。
さらに、もし霜ができたとしても非常にはがすのが簡単になります。
この方法はぜひ試してみてください!
一人暮らしの冷蔵・冷凍庫の選び方!霜取り機能付きはこれがおすすめ
出来る限り注意をしていても、霜はどうしてもできてしまうもの。
簡単に霜とりをする方法はいくつかありますが、作業をするときには中身を全部ださないといけないのでやっぱり霜とりは面倒くさいですよね。
最近は、ニーズに応えて『自動で霜とりをしてくれる機能』を備えた冷凍庫も売られています!
しかし、この自動霜取り機能は、基本的には大きいサイズの冷凍庫についていることが多く一人暮らし用の小さいタイプではあまり見かけません。
では、大きいサイズを買ってしまえばよいのでしょうか?
冷蔵庫は、大きくても小さすぎても良くありません.
自炊をするかしないかでも最適なサイズが変わってきます。100Lというサイズが目安になると思います。
自分に合う冷蔵庫のサイズをチェックして、選ぶ際のポイントにしてくださいね。
○100L未満
冷蔵庫と冷凍庫が一体になっているタイプは、少なくとも容量50L以上のものになります。
また、一人暮らしだとワンルームで生活することが多いと思いますが、限られたスペースを有効に使うためには『電子レンジを冷蔵庫の上に置くことができる』か、というのも選ぶポイントの一つになります。
また、100L未満の容量では自動霜とり機能が付いているものは調べた限りではありませんでした。
ちなみに、自動霜取り機能は付いていませんが、このサイズでオススメのメーカーは,ずばり『Haier(ハイアール)』です.
中国のメーカーですが、製品はシンプルなデザインでスタイリッシュなものが多く、お値段も一人暮らしを始める方にはぴったりです。
サイズの大きい家電はどうしてもお部屋のイメージに影響しがちですが、シンプルなデザインは邪魔になりませんね。
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○100L以上
このくらいのサイズから、自動霜とり機能がついているタイプが出てきます。
あまり自炊をしない方は120Lほどの容量で、自炊をよくする方は150Lほどで選んでみるのが良いでしょう。
また、冷凍室と冷蔵室の位置関係にも気を配ってみましょう。
冷蔵室の方が開け閉めの頻度が多いはずなので、フリーザーが下段についているタイプは快適に使用できるはずです!
オススメのメーカーは,『シャープ』です.
シャープ 2ドア冷蔵庫(137L・つけかえどっちもドア) シルバー系 SJ-D14C-S
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こちらの製品はシンプルなデザインですし、上に電子レンジを置くことも可能で、なによりうれしい自動霜とり機能もついています。
さらに、『ドアの付け替えが可能』なのでお部屋の間取りに気を配ることなく、ドアの開く向きを自分で設定できます。
まとめ
今回は、簡単にできる霜とりの方法と冷凍庫の霜の原因、その対策、おすすめ冷蔵冷凍庫をご紹介しました。
放置して大きくなってしまった霜は、ただ取りづらいだけでなく、冷凍庫の機能を低下させてしまったり、もっとひどくなると故障の原因になってしまいます。
定期的な霜取りや霜の予防は、電気代を節約するだけでなく、冷凍庫を長持ちさせることにもつながります。
また、霜はどうしても使っているとできてしまうものですが、自動霜とり機能がついている冷蔵庫を選ぶことで、負担が大きく変わってきます。
皆さんもぜひ、ご紹介した方法で快適な生活を送ってくださいね。