大晦日は一年の終わりの日ですね。
この日は、実家に帰省したり旅行へ行ったりして、家族や友達、恋人などと思い思いの過ごし方をする人が多いのではないでしょうか。
でも、バイトをしていると、特に忙しい年末には絶対出てほしいといわれることが多いですよね。
この日ぐらいはお休みしたいものです。
どんな言い訳をすればカドを立てずにうまく休むことができるでしょうか?
大晦日は法律で定められているお休みなの?
仕事の休みの日は労働基準法という法律で定められています。
この法律は、正社員として働く人だけでなくアルバイトやパートにも適用されるものです。
では、労働基準法を理由にして大晦日をお休みできるでしょうか?
残念ですが、労働基準法の内容では、大晦日はお休みとはなっていません。
しかし、結論から先に言うと休むことはできます。
それは、「労働者の権利」によるものです。
アルバイトであっても雇用契約に従って働くことが法律で決められています。
つまり、雇用契約を結ぶときに「大晦日には出勤するものとする」と取り決めていなければ、問題なく休むことができます。
そして、雇用主は大晦日に勤務することを強制することができません。
なので、法律上は大晦日にお休みすることは権利として認められています。
まずはそれを理解しておきましょう。
でも、権利だからと言って休みます!と伝えにくいもの。
どんな理由をつければお休みしやすいでしょうか。
大晦日にバイトを休むにはどんな理由がいい ?
○「不幸があって…」「病気になって…」はダメ!
よくお休みの言い訳として使われるフレーズが「病気」や「不幸」関連です。
でも、この言葉はやめておきましょう。
なぜなら、この手のウソはすぐにばれてしまうからです。
しかも、ばれたときの心証は最も悪い部類の理由で、忙しい年末ではなおさらです。
さらに、これらの理由は直前でないと伝えることができません。
直前に休みを伝えたりするのはマナー違反です。当日欠勤などはもってのほか!
お仕事をする上では信頼感がとっても大事です。
これまで真面目に働いて築き上げてきた信頼感が一気に崩れてしまいます。
○情にうったえる
年末年始は、家族だけでなく親戚があつまることが多いのではないでしょうか。
親戚中ではなくても、祖父母などと会ったりする方は多いと思います。
そこでオススメなのが、情に訴える方法です。
「実は祖父母の具合が最近よくなくて、一緒に年を越せるのが最後になってしまうかもしれません」といったフレーズです。
日本人ならではの方法ですね。
○もっともよいのはお休みの前借り
前借りとは、大晦日までに入れるだけ入るので、代わりに大晦日をお休みにしてくださいというものです。
特に、大晦日の直前にはクリスマスなどの繁忙を極めるイベントがあり、この日を含めて連勤するなどすれば、雇用主側もノーとは言いにくいでしょう。
大晦日にバイトを休む理由はいつ伝えればいい?
まず絶対にやってはいけないのは、前日などの「直前に伝える」ことです。
あなたがお休みするということは、代わりの人を用意する必要があるなど、周りの人に必ず影響があります。
一般的には、休暇は1か月前に申請することになっています。
しかし、年末に休みたいのは、あなただけではありません。
人数が足りないことが確定してしまうと、許可が下りづらくなってしまうばかりか余計な迷惑がかかってしまいます。
マナーもありますので、できるだけ早めに申請しましょう。
ただ、どうしても自分が出ない代わりに他の人がシフトに入ることになるので、休みたいことを伝えるのは罪悪感を感じますよね。
でも、先ほど伝えたとおりお休みはちゃんとした権利です。
悪いことではありませんが、お休みを伝える際には「勝手を言ってすみません」など気遣いの言葉を添えると良いでしょう。
まとめ
バイトであっても、労働者の権利として休むことは認められています。
なので、大晦日であっても休むことは一般的に認められていることです。
今回は、大晦日にバイトを休む言い訳を紹介しました。
この言い訳を使って、安心して帰省するなり遊ぶなりしてくださいね。