合皮の靴は、本革にとても近い風合いで安価な上にカラーバリエーションも豊富ですよね。
そんな合皮素材ですが、数少ない欠点は化学的な匂いがすること。
人によっては耐えられないくらい刺激のある匂いがする場合もあります。
こんな場合は、どのようにすれば不快な臭いを消すことができるのでしょうか?
革素材は水に濡らしてはいけませんが、合皮の場合は果たしてざぶざぶと洗ってしまってよいのでしょうか?
また、効率的な匂いの落とし方かあるのでしょうか?
合皮の靴の臭いを取るには?丸洗いできるの?
新しい靴を買ってきて、ワクワク気分であけてみるとツンとしたにおいが…
気にならないくらいであれば良いのですが、強い刺激のある臭いはなんとかして取ってしまいたいもの。
どのようにすれば、合皮の化学的な臭いを落とせるのでしょうか?
外で干す
かなり強い臭いでも、合皮の場合だと干してるだけで臭いが取れてしまうことがあります。
室内よりは、風通しの良い外で干す方が効果的です。
太陽光が直接当たると色褪せる場合があるので、干す時は陰干しにしましょう。
数時間では臭いが取りきれない場合もあるので、その場合は何日か干してみると良いでしょう。
お酢で拭く
お掃除グッズとして効果的なお酢も、臭い取りに効果があります。
お酢を5倍程度に薄めて、柔らかい布で拭きましょう。
あの臭いが合皮の革由来であれば、これで軽減するはずです。
いきなり拭くのではなく、目立たないところで試して色褪せなどがないかチェックしてから行うのをお忘れなく!
重曹を使ってみる
こちらも、お掃除のグッズとして活躍する重曹を使う方法です。
シューズをビニール袋に入れ、重曹を靴の中にもかけてシェイクしましょう。
あとは、しっかり重曹を払い落とせば大丈夫です。
液体を使わないので、変にシミになってしまう心配もありません。
水洗いする
これまでご紹介した方法でも取れないような、強力な臭いの場合はどうすれば良いのでしょうか?
一般的に、靴の匂いを取るためには、丸洗いするのが良い選択のように思えます。
スニーカーなどの素材の靴でしたら洗えることはわかると思うのですが、合皮は革のような風合いなので洗うのにためらう方もいるかもしれません。
結論から言うと、合皮の靴は水洗いして問題ありません!
専用のクリーナーも出ているので、合わせて使うと効果的です。
洗剤を使った場合は、残ってしまわないようにしっかりとすすぎを行なってください!
洗剤が残ると黄色いシミができてしまうので注意してくださいね。
また、靴をブラシでこすったりするとキズがついてしまうので、布などで優しく洗いましょう。
合皮の靴の臭いの原因は?
合皮のあの化学的な臭いは、一体何が原因なのでしょうか?
合皮の臭いだと思っていたあの刺激臭は、実は靴に使われている接着剤の臭いが主な原因です。
合皮自体も、石油系の原料が使われている場合は素材自体から臭いがすることもあります。
しかし、非常に強い不快な臭いがする場合はまず接着剤の臭いだと思ってください。
接着剤に含まれる溶剤やアルデヒドのにおいがきつい臭いの原因です。
合皮の靴の臭いを予防するには?
合皮の臭いの原因は、使われている接着剤が原因でした。
この接着剤の臭い成分は、揮発性です。
そのため、箱などにしまいこんであると臭いがこもってなかなか抜けていきません。
一旦は臭いが取れても、安心しないで靴を干しておきましょう。
1ヶ月もすれば、もう臭いがすることはないはすです!
まとめ
靴は身に付けるものなので、臭いにも気をつけたいですよね。
今回は、合皮の臭いの取り方についてご紹介しました!
お掃除に役立つお酢や重曹を使うアイデアもあるので、お家にあるかたはぜひ試してみてください。
また、ファブリーズなどは臭いをかぶせるだけなのであまり効果がないようです。
そして、合皮の靴は丸洗いすることができました。
長く履いていていて、汚れや臭いが気になってきた場合も洗ってみましょう!