薬味の意味や由来とは?どんな種類や効果があるのか大解剖!

寒くなってきましたね。

こんな寒い日は温かいお鍋や、温かいうどんなどに薬味を入れて食べたいですね。

あなたは薬味と言えば何を思い浮かべますか?

ネギ?ショウガ?大葉?

薬味って使う人それぞれに好みがあります。

そんな薬味について書いていきたいと思いますので、どうぞ参考にしてみてください。

 

薬味の意味と由来、語源について

普段、何となく使っている薬味ですが、意味や由来ついてはご存知でしょうか?

薬味とは料理に香りの強い物を少量添えて食欲を倍増させる効果を出す、

野菜や果物のことを言います。

他には料理に彩を出したり、味を引き締めたりする効果があります。

その他にも薬膳的な効果もあります。

 

冷ややっこにもネギ、ショウガ、かつお節を乗せると、

見た目にも美味しそうですし、そのままお醤油をかけるだけで食べるよりも、

口に入れた瞬間に薬味がお豆腐の味を引き立ててくれますよね。

 

うどんでもそうです。

かけうどんにネギを添えると美味しいですね。

スープまで飲み干してしまいます。

 

次に薬味の由来です。

薬味という言葉は、薬としても用いられるような癖の強い食材を使って、

料理にアクセントをつけることから、薬味と言われるようになりました

 

 

日本の薬味にはどんな種類がある?一覧にしました!

薬味って自分の使うものくらいしか知らなかったりしますよね。

実は薬味ってたくさんあるんです。

それでは詳しい薬味について書いていきます。

 

野菜系

大葉  お刺身などに添えてありますね。殺菌作用があります。

ネギ  うどんなどに入ります。消化器系の働きをよくします。

みょうが 成分のほとんどが水です。その中にビタミン群など多く含まれています。

 

柑橘系

柑橘系の薬味は入れるとさっぱりして美味しいですよね。

唐揚げにレモンなど揚げ物にもピッタリな柑橘系薬味を紹介します。

ゆず ビタミンCがたっぷりです。加太荒れ冷え性に効果的です。

シークヮーサー 沖縄の柑橘類です。風邪予防、肝機能の改善になります。

レモン ビタミンCがたっぷりで風邪予防、ストレスに対しての抵抗力を高めます。

ライム クエン酸が豊富です。冷え性、むくみの改善になります。

カボス ビタミンCが豊富です。シワやシミを予防します。

すだち ビタミンC、クエン酸が豊富です。脂質の代謝を改善します。

 

根菜系

お刺身にわさびなど定番の薬味ですね。

そんな根菜系の薬味を紹介します。

ショウガ 胃の調子を整えてくれます。つわりを和らげる効果があります。

わさび ビタミンCが豊富なので美肌効果があります。殺菌作用もあります。

ニンニク 抗菌、殺菌、解毒の効果があります。

大根おろし、もみじおろし ビタミンCが豊富です。抗菌殺菌作用があります。

 

種子系

お浸しなどに少しアクセントをつけるためにゴマなどを振りかけますね。

そんな種子系の薬味を紹介します。

ゴマ たんぱく質、カルシウム、鉄分、ビタミンE、ビタミンB1が豊富です。

ピーナッツ 疲労回復、便秘予防、二日酔いの予防などに効果があります。

クルミ 認知症予防、がん予防、脳卒中予防になります。

松の実 高血圧予防、生活習慣病予防になります。

ゴマ以外の種子系薬味は、砕いて使用します。

 

以上が代表的な薬味となります。

 

余談…香辛料と薬味の違いとは?

薬味の他にも味に少しアクセントをつけるために、

唐辛子などをかけて食べる方もいるかと思います。

その他にもコショウ、からし、山椒などもあります。

これらは、薬味ではなく香辛料と言います。

薬味とは生のまま使用することを言い、ショウガやニンニクを乾燥させると、

香辛料となります。

 

まとめ

料理に一つまみ加えることで、グンと美味しさが変わってくる薬味ですが、

栄養豊富で、ただ味を変えるだけではないんです。

この機会に色んな薬味を使ってみませんか?

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