天ぷらなどの揚げ物や炒めもの、煮たり焼いたりどんな料理法でもおいしい海老は、日本人は大好きですよね。
特に腰の曲がった姿にみえることから、お正月のおせち料理には縁起物として重宝されています。
そんな海老ですが、余ってしまった場合はどのように保存すればよいのでしょうか?
スーパーなどでは冷凍で売られていることから冷凍保存できることが分かりますが、家庭ではいったいどれくらい持つのでしょうか。
今回は、からの付いた海老を冷凍で保存する場合の賞味期限と解凍方法をご紹介します!
有頭海老を冷凍保存する方法と賞味期限
生の海老は冷蔵庫に入れていたとしても傷むのが早いですよね。
特に、頭つきの場合には早ければ翌日には匂いが出てきてしまい、悪くなっているのが分かります。
では、海老はどのように保存するのが良いのでしょうか?
結論から言うと、海老は冷凍保存が一番です!
海老は痛みが早い上に、冷凍しても味の劣化が少ない食品なので、冷凍保存が最適なんです。
殻つきの場合は、生でも茹でて火を通してからでも、ジップロックなどに入れて保存すれば大丈夫です。
実は、そのまま冷凍してしまうよりもっと良い方法がありますよ。
それは、海老を水につけた状態で冷凍するというものです!
まわりの水ごと凍らせてしまうことで、水が被膜の役割をはたして冷凍やけを防いでくれます。
方法はとっても簡単です!
タッパなどの容器へ、殻つき、頭がある場合は頭つきのまま海老を入れ、さらに海老がしっかりつかるくらいに水を入れて、冷凍庫へ入れて凍らせてください。
このとき、早く凍るように氷を一緒に入れると良いですよ。
この水につけたまま凍らせる方法だと、少なくとも1か月は持ちます!
冷凍海老の解凍方法
海老の解凍方法で最も一般的なのは、直接塩水につける方法です!
海にすむ海老は、真水で解凍すると味が落ちてしまいます。
塩は、3%になるように加えてください。
この手間だけで味が落ちるのを防いでくれます。
また、ジップロックなどに海老を入れた場合は、ジップロックごと氷水につけて溶かす方法もあります!
海老を直接水に触れさせないので水っぽくなってしまう心配がありません。
この方法のポイントは、ただの水ではなく「氷水」を使うことです。
解凍するのに冷たい氷水を使うというのは意外ですが、氷水を使うことで食材の温度を急激に変化させることなく解凍できます。
海老からドリップがでずにキレイに解凍できるので是非試してみてください!
冷凍海老を使った簡単レシピ3選!
ここでは、冷凍海老にオススメのレシピを3つご紹介します!
ガーリックシュリンプ
冷凍エビは、生の海老に比べてどうしても味が落ちたり臭いがしてしまうもの。
そこで、にんにくの香りが臭みを抑え、食欲を増加させてくれるガーリックシュリンプがオススメ。
必要な材料も少ないので、思いついたときにつくれますね!
海老マヨ
海老を使った人気レシピといえば海老マヨですよね。
このレシピではむき海老をつかったものですが、殻つきの場合は解凍後に殻をむいてしまえばオーケーです。
少ない油で揚げ焼きにしてしまえば片づけも簡単です!
エビチリ
海老のぷりぷりの食感が楽しいエビチリは老若男女から愛されています。
このレシピでは、めんどくさそうなエビチリを簡単になんと10分で作れてしまいます。
まとめ
今回は、海老の冷凍方法と上手な解凍の方法をご紹介しました。
鮮度が落ちやすい海老は、冷凍が最も適した保存方法でした。
そんな冷凍で長期間保存する際の大敵といえば冷凍やけですが、海老を水につけたまま凍らせると冷凍やけを防ぐことができるので、ぜひ試してみてくださいね!
一方で、解凍を失敗してしまうと、せっかくの海老が残念なことになってしまいます。
簡単なのに上手に解凍できる方法をご紹介したので、こちらも併せて試してみてくださいね!