3月に入りるとすぐに女の子の節句、ひな祭りがあります。
保育園や幼稚園でも、この日に向けて折り紙でひな祭りの製作をしたりするかと思います。
我が家の子供たちも毎年可愛い制作を作って帰ってきます。
そんなひな祭りですが、保育園や幼稚園でお祝いするのはなぜなのでしょうか?
幼稚園、保育園でひな祭りをお祝いするのでしたらせめて由来くらいは、子供たちにお話しできるようにならなければいけませんね。
ここでは、保育園、幼稚園向けにひな祭りとは何かというお話と、
楽しい制作についてのお話をしていきたいと思います。
ひな祭りを保育園や幼稚園で祝うねらいは?
ひな祭りとは古くから日本で行われてきた伝統行事の1つです。
少しずつ伝統行事が各家庭で行われなくなってきたのが寂しい現実です。
節分の豆まきを散らかるからという理由で、家では豆まきをしない、豆まきをしないので巻き寿司も食べない、節分そのものをなかったことのようにする家庭が少しずつあります。
それと同じく、ひな祭りも人形を出すのが面倒くさい、ちらし寿司も作らない家庭も増えてきています。
そんな寂しい世の中から、少しでも日本の伝統行事を子供に伝えるために、保育園や幼稚園でひな祭りをお祝いします。
みんなで一生懸命工作をして、ひな祭りの飾りを作ります。
そういったことで、世の中からひな祭りが消えてしないように工夫されています。
ひな祭りは厄除けの儀式なので、現代では女の子の節句と言われていますが、本来は男女問わずに厄除けとして行われてきた儀式です。
保育園や幼稚園で、女の子だけのお祝いじゃないよとしっかりと伝えたうえで、
ひな祭りをお祝いするとより盛り上がるのではないでしょうか。
ひな祭りの由来を子供向けに説明するなら?
保育園や幼稚園でひな祭りをお祝いするうえで、子供はきっとなんでひな祭りをお祝いするのかが気になります。
そこで保育園児や幼稚園児にもわかりやすくひな祭りについて、お話しできるようにしておかなければなりません。
ひな祭りとは、昔紙で作った人形でおままごとが由来で、そのおままごとは「ひいな遊び」と言われていました。
そのひいな遊びで使われた紙の人形に季節の変わり目につく厄をうつし、水に流し、1年を健康に過ごますようにと願う日です。
それを保育園児や幼稚園児にそのまま伝えても、理解はできないので、今から簡単に書き直していきますね。
昔はおうちで飾る雛人形が紙でできていました。
その紙でできた雛人形はみんなに悪さしようとしている「厄」というものを、吸い取ってくれます。
吸い取ってくれた紙の雛人形を川に流すと「厄」も消えてしまいます。
来年までは雛人形が大きなけがや病気から守ってくれますよ。
今では紙ではなく綺麗なお人形さんなので川には流さず、おうちで大切にしてあげてね。
こんな感じでいかがでしょうか?
ひな祭りで盛り上がる遊びや製作のアイデア!
保育園や幼稚園と言えば、制作や遊びを楽しみますよね。
ひな祭りではどんな遊びや製作をしたら盛り上がるのでしょうか。
少し紹介したいと思います。
遊び
少し前に節分があり鬼を相手に戦った子供たち、泣いて逃げ回った子供たち、
ちょっとハードな節分に対して、ひな祭りは昔と同じく、
雛人形を紙で作って「ひいな遊び」を経験してみてはいかがでしょうか?
自分達が作ったお人形でままごとをするのも楽しいと思いますよ。
次に、みんなで雛人形になってみてはいかがでしょうか?
ビニール袋で衣装を作り、画用紙で髪飾りを作ったりと、衣装はたくさん作れます。
みんなで着替えて、自分たちが雛人形になりままごとをしても楽しいですね。
製作
製作はと言うと、折り紙で雛人形を作ったり、紙をちぎって画用紙にペタペタ貼り、ちらし寿司を作ったり、菱餅を作っても雰囲気が出ますね。
子供たちは自分で作ったものなら何でも嬉しいです。
それを持って帰ってきてくれると、私はいつも玄関に飾ります。
季節ごとに色々と作ってくれるので玄関はいつも可愛らしく飾れるので、嬉しく思っています。
製作は子供も嬉しいですし、親の私も嬉しいです。
まとめ
保育園や幼稚園で、季節ごとの行事をしっかりと伝えてくれるのは、親の私からするととても嬉しく思います。
節分、ひな祭りや七夕など現代から少しずつ消えてしまうのは寂しいので、これからも子供たちに多くの行事を伝えていってほしいなと思います。