エアコン掃除してますか?
最近のエアコンは「勝手に掃除してくれます!」なんて歌ってるものもありますが
いくらなんでもほったらかしはまずいですよね・・・
私も毎年、初夏のころになると思うのです。
「エアコンってどこまで掃除するもん?」
「どのくらいの頻度でやればいいの?」
ヘタにやって壊れたら怖いし・・・業者に頼んだ方がいいのか・・・
カビとかも気になりますよね。
そこで、エアコン掃除の気になること教えちゃいます!
エアコンのフィルター・内部・室外機を掃除する目安!
エアコンフィルター
エアコンフィルターの掃除頻度は月に2回が理想です。
フィルターは非常に汚れやすく、さらにカビも発生しやすい環境が整っています。
ただ、これは日に8時間以上エアコンを稼働したり
使用頻度が高い場合の目安なので使用頻度がそこまででない時は
もう少し間隔をあけても大丈夫ですよ。
意外にもフィルターは汚れてしまいますから
掃除をせずに1か月以上使用を続けると、恐ろしいことに
部屋にカビやホコリを放出する事態になってしまいます!
とは言え、月に2~3回という頻度はちょっと大変ですよね。
最低でも月に1回は掃除することを心掛けましょう。
最悪の事態は回避できて、ホコリやカビが増えすぎる心配はないですよ。
※エアコンフィルターの自掃掃除機能がついていても掃除は必要
エアコンには自動お掃除機能がついている機種がありますよね。
この掃除機能があるからといって「掃除をしなくて良い」わけではありません。
自動掃除機能とは言っても完璧ではありません。
汚れが残っている場合ももちろんあります。 ですから、自動お掃除機がある場合でも、
1,2ヶ月に1回はフィルターを確認することをお勧めします。
内部・室外機
※エアコン内部は1~2年に1回!
エアコンの内部クリーニングの目安は
日常的にセルフクリーニングをしているか、またエアコンの使用時間、
部屋の汚れ、など色々な要因が重なりますからズバリ!とはいきません。
一つの目安としては、2週間に1回のセルフクリーニングをしている場合なら
2年に1回のエアコンクリーニングでいいとでしょう。
逆に掃除を全くしなかったり、毎日長時間エアコンを使用しているというなら
1年に1回のエアコンクリーニングが必要になってきます。
もちろん、これはあくまでも参考ですから
本格的な掃除の必要性を感じたら業者に頼むほうが良いですね。
※エアコン内部の清掃はエアコンクリーニング業者へ依頼!
フィルターの掃除は自分でも簡単に行うことができます。
しかし、エアコンの内部掃除となるとフィンやファンといった部品を
分解しなくてなりませんから、ある程度機械に強い必要があります。
機械が苦手な方、分解した後に元に戻す自信の無い人は
エアコンクリーニング業者に頼みましょう!
通常、業者依頼した場合にはエアコン1台当たり10,000円程度かかります。
面倒でも、エアコン内部はフィルター部分の清掃をまめに行えば汚れにくいため、
業者への依頼の頻度も下がってくるはずです。
健康のため、お金を節約するためにもフィルターの掃除はコツコツ行うほうがいいですね。
※室外機の清掃
室外機の清掃頻度の目安は1年に1~2回です。
室外機はそもそも、雨風で汚れるものですよね。
そのため、こまめに清掃する必要はありません。
だからと言って全くしないのはダメ!
夏や冬シーズンにしか使用しないという場合でも1年に1回は掃除しましょう。
ほぼ毎日のように使用するなら、1年に2回は掃除するほうがいいですよ。
※室外機の清掃は5月もしくは10月がおすすめ!
室外機の清掃でおすすめのタイミングは5月、もしくは10月です。
この時期を意識することで、エアコンの使用率が高い夏・冬に、
快適にエアコンを使用することができるのです。
夏前のゴールデンウィークや、秋のシルバーウィークに
室外機の清掃すれば爽やかな季節で掃除もはかどりますよね。
エアコン掃除で自分でできることとできないこと
上記でもお話しましたが、自分でできるエアコン掃除は
フィルターとファンなら自分でも簡単にできますよ。
フィルターの掃除の仕方
フィルターを取り外したら、まずは掃除機でオモテ面からホコリを吸い取ります。
掃除機でホコリを吸いとった後は、お風呂場でフィルターのウラ面からオモテ面に向けて
シャワーなどで水洗いをします。歯ブラシを使って軽くこすり洗いをすると
さらに綺麗になりますよ!
綺麗に洗った後は雑巾やタオルを使って水気を取り除いてしっかりと乾かせば終了です。
ファンの掃除の仕方
市販のエアコンファン洗浄剤を使えば自分でも掃除できます。
ゴム手袋や保護メガネ、雑巾などは事前に準備しましょう。
まずエアコンの電源を切って電源プラグを抜きます。
エアコンカバーが取り外せるのなら、本体カバーを取り外した方がやりやすいですよ。
市販のエアコンファン洗浄剤には、洗浄液を回収するためのビニール袋がついていますので
説明書をよく読み、エアコンに取り付けて洗浄液の回収をします。
その後エアコンファン洗浄剤を吹き付けますが
「ルーバー」と呼ばれる吹き出し口付近にセンサーなどがあるエアコンがあるので
センサーには吹き付けないようにビニールで養生をしてから掃除しましょう。
冷却フィンの清掃の仕方
冷却フィン(熱交換器)も、自分で掃除することができます。
冷却フィンとは、フィルターを外したときに見えるアルミ部分のこと。
ここもファン同様に市販されているクリーナーがあります。
フィン部分にホコリがついているようなら、まずは掃除機にブラシを付けて吸いとります。
この時の注意はフィンを傷めないことが一番大事!
ブラシがない掃除機なら使用しないほうがいいですかね。
また、電装部分が見えているところは、ビニールなどで養生しましょう。
市販されているクリーナーはで簡単に掃除できますから
まずは説明書をしっかりと読んできちんと理解してからはじめましょう。
自分ではできないエアコンの清掃は?
ファンやフィルターなら自分でも充分できますが
注意点もいくつかあります。
エアコンの内部までしっかり清掃するには、分解しないとできません。
あまり機械が苦手な人が分解を試みると
清掃する前に破壊!?してしう可能性もあります。
また、エアコンの内部には清潔にしていないと場合によっては
ゴキブリがいる場合も少なくありません。
以前、我が家の古くなりほぼ使わないエアコンの内部からゴキブリが出てきて
娘が悲鳴を上げていました。これ本当です。
こんな風にゴキブリ駆除やカビ落としは自分では難しいですね。
エアコンクリーニングを業者に頼むメリット・デメリット
やはり、衛生的に考えてもエアコンを綺麗にするために業者に依頼するのも
考えてみましょう。ただ、メリット・デメリットはあります。
メリット
やはり、プロですからエアコンをできるだけ分解して
隅々まできれいにして防カビ対策も施してくれます。
洗浄後に抗菌仕上げや防カビ加工をしてくれます。
追加料金が必要ではありますが、効果は1年程度持続しますよ。
また、匂いが気になる人も多いいと思いますが
専門業者さんへ依頼すると簡単には取り除けない
タバコの臭いなど、気になる匂いもしっかりと消してくれます。
デメリット
何といっても料金が高めなのがデメリットでしょうか。
安い業者だと5,000円程度でクリーニングしてくれることもあるようですが、
エアコンクリーニングの相場としては1台10,000~15.000円ぐらいです。
高いな・・・と感じた人も多いかもしれませんが
1台のクリーニングを依頼するよりも、まとめて複数のエアコンを依頼すると
料金が割引になることもありますよ。
また、あまり安すぎても逆に心配になります。
清掃・防カビ対策・ゴキブリ駆除・匂いの対策など
様々なサービスを考えると、決して高くないと思いますよね。
まとめ
自分でできるお掃除はまめに綺麗にしておけば
気持ちのいい状態でエアコンを使うためにゴールデンウイークや
シルバーウイークの季節の変わり目前に掃除して
フル稼働前に終わらせておきましょう!