「1丁」・・・と聞いて何を想像されますか?
私は1丁といえば「豆腐の単位だ!」と思ったんですが、
実は昔の長さの単位としても使われていたんです。
「丁」という単位はいつ、どんな長さとして使われていたのか?ご紹介します。
一丁(町)は何キロメートル?何メートル?
結論から言いますね。
一丁(一町とも書きます)=60間=約109.09m=約0.1キロメートル
です。
ちなみに、1間=約1.82mです。
この1間というのは、畳の縦の長さのことです。
この単位は1891年(明治24)に制定されました。
よく住所で「○丁目」と表しますよね!
これも「丁」という単位から来ているものなんですよ。
一丁(町)部の大きさは?
同じような単位に一丁(町)部というものがあります。
一丁は長さの単位でしたが、部がつくと面積になります。
1丁(町)部=9,917.355平方メートルです。
ちなみに、
1反(段)=991.7355平方メートル
1畝=99.17355平方メートル
1歩(坪)=3.3平方メートル
1帖(畳)=1.6528926平方メートル
なので、よく田んぼの大きさを表わす1反よりも大きい単位なんですね。
まとめ
今回は1丁(町)という単位についてご紹介しました。
調べてみると、住所表記に使われていたりと現在でも残っているものなんですね。