そろそろ秋刀魚(サンマ)が美味しい季節になってきましたね。
今の時代、秋に限らずさんまはスーパーで見かけますが、やっぱり旬のものは旬の季節にいただきたいもの。
そんな秋に美味しいサンマについてご紹介します。
内臓が食べられる理由や、食べ方、選び方まで!
サンマの内臓はどうして食べることができるの?
【無胃魚】である
サンマにはなんと、胃がありません。
どうやって消化しているの!?とびっくりされたかもしれません。
実は、餌を食べるとすぐに消化して排泄するという仕組みになっているんです。
サンマを食べていて、白っぽいニョロ〜っとしたものが出てきたことはありませんか?
実はこれ、腸です。
胃ではなくて腸で食べたものを消化しているんです。
夜に秋刀魚漁が行われる
秋刀魚漁は夜に行われます。
思い出してみてください。
今の季節テレビで秋刀魚漁が特集されていることがありますが、いつも背景は真っ暗ではありませんか?
実は、これも秋刀魚の内臓が食べられる理由の一つです。
サンマの食料は昼間食べるプランクトン。
逆に夜は何も食べません。
私はこれを知って、寝ている間は食べない人間と似ていて面白いな〜と感じました。
そして、夜に漁をするので、サンマの体内には何も入っていないことが多いんです。
逆に昼間秋刀魚漁をすると、体内に餌が残っているものもあるんですって!
秋刀魚の内臓は栄養がたっぷり!
これはさんまの内臓を食べられる理由というか食べたい理由でしょうか(笑)
秋刀魚の内臓に含まれている栄養素です。
- カルシウム
- 鉄分
- ビタミンA(レチノール)
- ビタミンB12
これらの栄養素は、美肌効果や貧血予防に効果があります。
特に女性でしたらどんどん取り入れたい栄養素ですよね。
秋刀魚には寄生虫はいる?
魚を食べるというと、寄生虫を気にする人もいるのではないでしょうか。
カツオなどの刺身の寄生虫が問題になったりしましたよね。
主婦であればなおさら家族の健康のために気になる問題です。
実は、サンマの内臓にも、サンマヒジキムシ、ラジノリンクスという寄生虫がいることがあります。
ですが、これらは食べても問題はありません。
そう聞くと気になるという人は食べないようにしてくださいね。
また、アニサキスという寄生虫もいます。
これが一時期問題となった寄生虫ですね。
ただ、加熱、冷凍すれば食べても大丈夫!
サンマを生で食べることはなかなかないと思うので、十分火を通してから食べるようにしてくださいね。
まとめ
今回は、秋刀魚の内臓についてまとめました。
このように秋刀魚の内臓は食べられる!わけですが、私自身はちょっと苦手です。
苦味がありますよね〜。
この苦味がいいんだという声も聞こえてきそうですが・・・。
とにかく、これからの季節サンマを楽しみましょうね!