知っておきたい箱根駅伝のコース!往路復路全10区間の特徴まとめ

知っておきたい箱根駅伝のコース!往路復路全10区間の特徴まとめ

日本のお正月の恒例行事といえば箱根駅伝!その箱根駅伝まであと1カ月を切りました。

箱根駅伝は全10区間、計217.1kmで争われますが、東京の中心部から神奈川県と静岡県の県境に位置する箱根までを走るということもあり、各区間にはそれぞれのコースの特徴があります。各区間のキーポイントを知った上で観戦すると、また箱根駅伝のおもしろさが増すのではないでしょうか。

そこで今回は国民的スポーツイベントである箱根駅伝のコースの特徴と、箱根駅伝のコースをグーグルマップで見る方法についてまとめてみました!

箱根駅伝コース 全10区間 計217.1km

箱根駅伝は大都会の東京大手町をスタートし、国内外から多くの観光客が訪れ日本有数の観光地である箱根を目指し襷を繋ぎます。変わりゆく風景や変化する気象条件など、各コースにはそれぞれ異なったポイントが存在します。

箱根駅伝往路5区間 計107.5km

1区 21.3km

1区の通過ポイント

東京大手町・読売新聞社前→新八ツ山橋→京急蒲田踏切跡→六郷橋→鶴見中継所

1区のコースの特徴

レースの流れを大きく左右する大事な区間。1区での出遅れは致命的になりかねないため、各チームのスピードランナーが登場し、慎重な駆け引きが展開されます。

縦長の集団から抜け出す勝負のポイントとなるのは、17km過ぎの六郷橋に差し掛かるあたりです。

1区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間01分06秒佐藤悠基東海大学第83回・2007年

2区21.3km

2区の通過ポイント

鶴見中継所→横浜駅前→権太坂→戸塚中継所

2区のコースの特徴

「花の2区」と言われ各校のエースが集う区間。コースの中盤13kmからの権太坂、ラスト3kmには戸塚の壁と呼ばれる連続する上り坂が待ち受けます。

ランナーには、勝負勘・体力・精神力の三拍子揃うことが求められます。また、この区間では駅伝の醍醐味であるごぼう抜きも期待できます。

2区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間05分49秒イエゴン・ヴィンセント東京国際大学第97回・2021年

3区21.4km

3区の通過ポイント

戸塚中継所→遊行寺坂→湘南大橋→平塚中継所

3区のコースの特徴

前半約10kmは、遊行寺坂など緩い下り坂が続くコース。街を抜けて11kmを過ぎ海沿いの国道134号線に出ると、左手には相模湾、右手には富士山を望む本大会で一番の景勝地となります。

天候によっては強い向かい風がランナーの行く手を阻みます。

3区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
59分25秒イエゴン・ヴィンセント東京国際大学第96回・2020年 

4区 20.9km

4区の通過ポイント

平塚中継所→酒匂橋→小田原中継所

4区のコースの特徴

細かいアップダウンがある橋が10カ所あり、ランナーをちくちくと苦しめます。また、後半は箱根からの冷たい風が選手に影響することも・・・。

ラスト約3kmで緩やかな上りを迎え、箱根登山鉄道ガードからの1kmは、襷リレー直前の選手の前に壁のように立ち塞がります。往路最終区の5区に良い位置で繋ぐことが求められ、レースの行方を決める重要な区間となります。

4区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間00分30秒吉田祐也青山学院大学第96回・2020年 

5区 20.8km

5区の通過ポイント

小田原中継所→箱根湯本駅→大平台→富士屋ホテル→小涌園→芦ノ湖

5区のコースの特徴

箱根駅伝の最大の難所であるこの区間は、箱根の山を一気に駆け上り、国道一号線最高地点(標高約874m)からのラスト4.5kmは一転して下るというコース。

時として突風や風、凍結した路面など、厳しい自然条件が選手たちを襲う看板区間でもあります。そのため、5区で特に優秀な成績を残し、かつ人々の記憶に強く印象を与えた選手は「山の神」と呼ばれ称えられます。

5区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間10分25秒宮下隼人東洋大学第96回・2020年 

箱根駅伝復路5区間 計109.6km

6区 20.8km

6区の通過ポイント

芦ノ湖→小涌園→富士屋ホテル→大平台→箱根湯本駅→小田原中継所

6区のコースの特徴

芦ノ湖から最初の4kmを上りきると、あとは標高差840mを一気に下っていきます。

ハイスピードでの下りは想像以上に足への負担を強いられ、下りで飛ばし過ぎるとラスト3kmが苦しくなるため、ペース配分が重要です。また、早朝で冷え込みが厳しく、腹痛や痙攣に見舞われる選手もいます。

6区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
57分17秒館澤亨次東海大学第96回・2020年 

7区21.3km

7区の通過ポイント

小田原中継所→酒匂橋→平塚中継所

7区のコースの特徴

全10区間の中で最も気象の変化が激しい区間で、小田原では山おろしの寒風が吹き、海沿いに出るとそれが海風に変わります。また、晴れると太陽が高くなるにつれて正面からの陽射しが一気に強くなり、急上昇する体感温度への対応など、気象条件との戦いとも言える区間です。

7区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間01分40秒阿部弘輝明治大学第96回・2020年 

8区21.4km

8区の通過ポイント

平塚中継所→湘南大橋→遊行寺坂→戸塚中継所

8区のコースの特徴

レースも終盤となり、優勝争いやシード権争いの行方が見えてくる8区。前半は海沿いを走るため海風がランナーの敵となり、後半は残り6km地点に待つ遊行寺坂の上りがこのコースの鍵となります。また、上昇する気温と後頭部への陽射しが思わぬ脱水症状を引き起こし、失速することも・・・。

8区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間03分49秒小松陽平東海大学第95回・2019年 

9区 23.1km

9区の通過ポイント

戸塚中継所→権太坂→横浜駅前→鶴見中継所

9区のコースの特徴

大逆転の舞台となることもある9区は、各校のエース級の選手が揃います。スタート直後の3kmの下りと、7km過ぎの権太坂が勝負の明暗を分けます。

最終区を控え、オーバーペースで攻めるか、機をうかがい力を抑えた走りをするか、各校の戦略が展開されレースの大きなターニングポイントとなる区間です。また、繰り上げスタートを避けようと懸命に走る選手の姿も見られ、中継所の中で最もドラマティックなシーンが展開されます。

9区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間08分01秒篠藤淳中央学院大学第84回・2008年 

10区 23.0km

10区の通過ポイント

鶴見中継所→六郷橋→京急蒲田踏切跡→新八ツ山橋→東京大手町・読売新聞社前

10区のコースの特徴

9人の汗が染み込んだ襷と母校の誇り、アンカーの重責を背負ってゴール地点となる東京大手町・読売新聞社前を目指します。

上昇する気温や突然のビル風などにランナーは苦しめられますが、大歓声を浴びながら、中央通り、日本橋を抜け、仲間が待つゴールへ。予想外のアクシデントや逆転劇もある最終区間です。

10区の区間記録

タイム選手名大学名開催年
1時間08分40秒嶋津雄大創価大学第96回・2020年 

箱根駅伝のコースをグーグルマップ(Google マップ)で見る!

文字で見たり聞いたりしても、いまいち距離感や走っている場所がわからないという方もいるかもしれません。

箱根駅伝 コース 地図で見たいという方、箱根駅伝のルートをグーグルマップ上で見ることができます。「箱根駅伝 コース グーグルマップ」で検索すると、一般のユーザーの方が作成した「箱根駅伝復路」というGoogle My Maps(マイマップ/ Google マップの機能の一つ)があります。この地図上では、各中継所の場所と各区間のルートが表示されています。

Googleマイマップでは自分だけのオリジナルの地図を作成し共有することができます。ご自身で箱根駅伝 コース 地図を作ってみるのも楽しいかもしれませんね。

まとめ

今回は、お正月の風物詩でもある箱根駅伝のコースの特徴と、箱根駅伝のコースをグーグルマップで見る方法についてまとめてみました。

全10区間、どの区間も見どころはありますが、やはり注目すべきは山上りの5区と優勝争いやシード権争いが見えてくる9区、10区あたりでしょう!毎年、様々なドラマを生み出す箱根駅伝。観戦している私たちも、選手の嬉し涙や悔し涙にもらい泣きしてしまいますよね。

さて、2023年はどのようなドラマが待っているのでしょうか。選手のみなさんのご健闘をお祈りいたします!

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