蚊に刺されなかったことになる?今話題の「かゆみ止めペン」って?

蚊に刺されなかったことになる?今話題の「かゆみ止めペン」って? 日々の暮らし

まだまだ暑さが続く夏。酷暑や湿度、熱中症はもちろんですが、夏特有の悩みといえば、虫刺されですよね。刺されてしまったら最後、搔かなければ良いと分かってはいるものの、薬を塗っても効果があらわれるまで時間がかかりますから、やはり搔き壊してしまったりしますよね。特に子どもの場合、我慢できずに血が出るまで搔いてしまうことも!そんなとき、「かゆみ止めペン」という商品を使ってみてはいかがでしょうか?理にかなった原理により、あの不快なかゆみをスッと緩和してくれる!まさに夏の必需品なんです。

今話題の「かゆみ止めペン」って?

蚊に刺された箇所に当てるだけで、みるみるかゆみが緩和されていく魔法のグッズ・かゆみ止めペン。薬を塗ることもなく、ただこのペンを患部に当てるだけという使い勝手の良さも高評価を受けている商品。かゆみをあっという間に取ってしまうという、その原理とは?

かゆみ止めペンの原理を分かりやすく説明!

そもそも「蚊に刺される」とは…

蚊に刺されると、蚊が血を吸う際に「唾液たんぱく質」という成分を皮膚内に注入します。この唾液たんぱく質が皮膚の炎症を起こし、かゆみの大元になっているそう。

かゆみ止めペンがかゆみ成分を破壊

蚊によって注入された唾液たんぱく質を”破壊”するのが、熱。かゆみ止めペンは、蚊に刺された箇所をじんわりと温めることで、唾液たんぱく質を破壊してくれるのだそう。そして、非科学的方法でかゆみを緩和するのです。

蚊以外にも有効!

かゆみ止めペンは、主に蚊に刺された箇所に有効な商品です。が、他にもアリ、ノミ、ミツバチ、ハチ、クラゲなどの虫刺されに対しても使えるのだそう!ハイキングやアウトドアの際にも必需品ですね!ただし、ヘビやクモになると毒性が違ってくるので、対応していないとのこと。

かゆみ止めペンを使う際の注意点

使用は4歳から!

子どものかゆみ止めにもぜひ使いたい!といいたいところなのですが、かゆみ止めペンの対象年齢は4歳からとなっています。熱で患部を温めるため、皮膚が薄い低年齢の子どもに対しては、火傷の心配もあるのだそう。

45秒間当て続ける

かゆみ止めペンを患部に当てる時間は、約45秒。じっとしていると、なかなか長く感じてしまうかもしれません。じんわりと熱を感じるようになっていますが、30秒くらい経つと少し熱く感じてしまうこともあるので、無理なく電源をオフにしましょう。特に子どもに使う場合は、何か別のことで気を紛らわせながら行うと良いでしょう。また、かゆみ止めペンの中には、温度調節ができるものもあるので、痛みに弱い人は温度調節できる種類を選んでみてくださいね。

ポイズンリムーバーとの違いは?

よく、虫刺されの毒を吸い取るアイテムとして「ポイズンリムーバー」が用いられていますよね。かゆみ止めペンとの大きな違いは、その原理でしょう。ポイズンリムーバーは、ハチなどの虫によって体内に入った毒を、吸盤を使って物理的に吸い出すことが目的とされています。一方、かゆみ止めペンは毒を吸い出すことはせず、患部を熱することでかゆみを緩和するという原理になっています。蚊に刺される程度であれば、ポイズンリムーバーよりもかゆみ止めペンのほうが手軽かもしれませんね。

まとめ

かゆみ止めペンは海外で話題となり、その効力が口コミで広がっていました。昨今、日本でも購入できるようになったことで、少しずつその存在が知られるようになっています。冷やしたり、薬を塗ったりと、虫刺されに対するアプローチは様々ですが、かゆみ止めペンもぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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