子供が外遊びで浴びる紫外線と日焼け対策!!

日々の暮らし

最近は、ゲーム機やコンピューターゲームの普及によって

外で遊ぶ子供が減っています。

外遊びは子供の心身の健康に不可欠ですが、

同時に強烈な紫外線を浴びてしまう危険もあります。

子供の外遊びについて考えてみましょう。

子供が外遊びする時のメリットとデメリット

 

メリット

・日光を浴びると自律神経がバランスよく働くようになります。

その結果、夜になると眠くなるために分泌させるホルモンの

『セトロニン』の分泌が増え、生活リズムが整います

 

・屋外で遊ぶことで子供の五感が刺激され、脳が大きく発達します

 

・日光を浴びることでビタミンDの体内での形成が促され、

身体が丈夫になり、また外遊びの影響で肺機能が高まったり

皮膚が強くなったりすることで、体力が付きます

 

・友達と一緒に外で遊ぶことによって、危険や安全などを体験して、

社会のルールを学ぶ機会を得られます

また、身体全体を使って世界が感じとったり、考えたりイメージしたり

することを通して、思考力や想像力が付きます

 

デメリット

子供の外遊びの最大のデメリットは紫外線です。

地球は、オゾン層によって守られていますが最近オゾン層が破壊され、

人体が直接浴びる紫外線の量は以前よりも増えています。

 

人間が体に浴びる紫外線の量の大半は、18歳までに浴びると言われています。

体に浴びた紫外線は体内に蓄積され、将来シミやシワの原因になるだけではなく、

皮膚がんを引き起こす可能性もあります。

また紫外線は、目にも悪影響与え目の水晶体の傷つけ、

白内障を引き起こす原因にもなります。

 

子供が外遊びをする時には紫外線対策を万全に

日焼け止めには2種類あります

①紫外線吸収剤タイプの日焼け止め

 オキシベンゾン、エチルPABA、ジメチルPABAオクチルといった

化学合成成分の吸収剤によって、紫外線が可視光線に変わり、

紫外線の被害が体に及ばないようにするタイプの日焼け止めです。

 

ただし、紫外線吸収剤を使うと、お肌に負担のかかる化学合成物質が

使われる量も多くなります。

紫外線吸収剤のアレルギー性の物質は、オキシベンゾンやエチルPABAなどで、

これらの成分が肌の上で化学反応を起こすので、肌のターンオーバーが衰えたり、

炎症を起こす原因になります。

 

②紫外線拡散剤タイプの日焼け止め

二酸化チタンや酸化亜鉛、カオリン、タルクなどの無機質のものに

紫外線を反射することによって、肌に過度の紫外線が当たらないようにします。

 

紫外線からは、皮膚だけではなく目を守ることも大切!!!

前述のように、紫外線は目にも悪影響があります。

なので、日差しも強いところでは子供でもサングラスをかけるようにしましょう

帽子は必ずかぶるようにしたほうがいいですね

 

まとめ

ーー日焼け対策をしながら、子供に外遊びをさせましょうーー

子供の心身の健康な発育発達には、外遊びは不可欠です。

外遊びをすることで子供の身体は強くなるだけではなく、

脳の発達にも影響を与えるようです。

 

一方で、オゾン層が破壊されることによって私たちが

以前よりも多くの紫外線を浴びるようになっています。

子供にはシミや皴ができないからといって、紫外線を軽く見るのは厳禁です。

子供の皮膚は大人の皮膚よりも弱いからです。

 

紫外線拡散剤タイプの日焼け止めならば悪影響は少ないので、

このタイプの日焼け止めを、紫外線対策のために子供に付けてあげましょう。

また、紫外線の目への影響を防ぐために、帽子を被せてあげることも忘れないで下さい。

できればサングラスもかけてあげましょう。

 

子供を紫外線の害から守りながら、子供にとってとても大切な

外遊びを積極的にさせてあげるために、つねに紫外線対策を心がけ、

習慣にしましょう。

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