天ぷらは種類が多く、それぞれが異なった形をしています。
なので、きれいに盛り付けることがとても難しいのです。
天ぷらが綺麗に盛り付けないと、おいしそうに見えません。
身近な料理だけれども、盛り付けることが難しい天ぷら。
天ぷらの盛り付け方のコツを覚えて、
せっかくの天ぷらをおいしそうに見せて、パートナーに喜んでもらいましょう。
上手に盛り付けると天ぷらが美味しくなる
上手に盛り付けられた天ぷらは、美味しそうに見えるだけではなく、
実際に美味しくなります。
天ぷらを、下手に積み上げてしまうと、上に乗っている
天ぷらの油が下の天ぷらに染みてしまいます。
そうなると天ぷらの刺客のサクサク感が失われてしまうのです。
せっかくサクサクしている天ぷらが、油できときとにならないように盛り付け方を工夫しましょう。
天ぷらの盛り付け方のコツ
①立体感を意識しましょう
天ぷらに限らず、和食の盛り付け方は立体感が重要です。
料亭や和食の店で天ぷらを注文すると、
立体感のある盛り付け方で出てきます。
これは天ぷら同士が触れて油が移ってしまわないための
工夫であると同時に、天ぷらがより一層美味しそうに見えるからです。
手前のほうに小さいものを置き、遠くのほうに大きいものをおけば、立体感が出る盛り付け方ができます。
②彩りを意識する
料理の彩りを意識することは、和食ではとても重要です。
どんなにおいしい料理でも、全体が同系色ではおいしそうに見えません。
いろいろな食材を使うという天ぷらの特徴を生かして、
美しく盛り付けるように工夫しましょう。
天ぷらの美味しく見える盛り付けには紙を使うべし
きれいに天ぷらを盛りつけたいのなら、紙を使いましょう。
天ぷらの紙の正しい使い方は、次のとおりです。
慶事=上になる紙は右側が山になり、左が下になります。
凶事=上になる紙は左側が山になり、右が下になります。
この折り方は、古くから皇室や神社で行われています。
また、 天紙のツルツルした方が表になります。
もしも、折り方を間違えると高齢の方(知識のある方)などは、
気分を悪くされるケースもありますのでご注意ください。。
天ぷら敷紙はダイソーで買える!こんな代用品も
100円ショップダイソーの天ぷら敷紙、70枚入りで100円です。
大きさは縦約218㎜×横約197㎜です。
パルプ100%で安心の日本製です。
油をよく吸うように、特殊加工がほどこされているそうです。
厚口と記載がありますが、下の文字が透けるくらいの厚さです。
お皿につく油も少なくてすみますので、洗い物も簡単に。
お弁当など少量の揚げ物をする場合は、四つ折りにして使えば、使う枚数も少なくできます。
インターネットなどでは100枚入りの天ぷら敷紙が、
150円くらいで売られているものもありますので、値段から見ると普通です。
ネットでは500枚入りなどの天ぷら敷紙も販売されています
・天ぷら敷紙の代用品
天ぷら敷紙は天ぷらの余分な油を吸わせる為に使用するので、
ご家庭で使用するなら習字用半紙でも大丈夫です。
あと、障子紙等の和紙・キッチンペーパー・コピー用紙等でも代用できます。
まとめ
天ぷらは日本料理であり、日本料理では盛りつけ方も
おいしさのうちに入ります。
特に天ぷらの場合には、下手に重ねてしまうと、
上の天ぷらの油が下の天ぷらに移ってしまって、
せっかくの天ぷらのサクサク感が失われてしまい、
べったりとした食感になってしまいます。
天ぷらの美味しさを生かすためにも、
上手に盛り付け、天ぷら敷紙を使いましょう。