梅湯はいつ飲む?風邪に効果的って本当?効能と作り方!

日々の暮らし

は美味しいだけでなく、古くから効能を知られており「医者いらず」と呼ばれてきました。

クエン酸やビタミンが豊富な梅干しは、もともとは薬としての用途が主流であったことからも分かるように、非常に健康的な食品です。

そんな梅をシンプルに体に取り入れられるのが「梅湯」です。

あたたかいお湯に梅をプラスした梅湯は昔ながらの飲み物ですが、その効能がすごいと話題になっています!

今回は、そんな梅湯を飲むのはいつがいいのか?や梅湯の持つ効能と飲み方についてご紹介します!

 

梅湯を飲むおすすめの時間はいつ?

梅湯はいつ飲んでも効果がありますが、一番は朝に飲むのが良いでしょう。

酸っぱさが消化の働きを良くしてくれことで胃腸の調子がよくなる上に、温かい梅湯を飲むことで、寝ている間に冷えてしまった体を温める効果が期待できます。

 

また、夜寝る前でも体を温める効果によって寝つきがよくなり、体力を効率的に回復することができます。

 

梅湯の効能とは?風邪に効くの?

風邪の初期症状といえば、のどのイガイガですよね。

加湿器やマスクで予防していても、乾燥しがちな冬場はどうしても喉が痛くなってしまうことが多いのではないでしょうか。

 

梅湯は、このような風邪の初期症状に対して非常に効果的です。

 

梅湯の効能の源は、その材料となる梅干しにあります。

 

ここでは、梅の持つパワーをみていきます。

 

○梅干しは、風邪のウイルスにダブルで効果的!

梅干しが抗菌効果を持つことは多くの人に知られています。

この抗菌効果は、主にクエン酸によるものです。

一方で、風邪はのどの粘膜にウイルスが感染することで始まります。

クエン酸はウイルスに対して抗菌作用を示すので、梅干しを食べることは風邪予防になります。

それだけでなく、なんと最近は梅干しに含まれている別の成分も風邪予防に役立つことが分かってきました!

それは、梅干しの持つ「エポキシリオニレシノール」という成分です。

この成分には、ウイルスの増殖を阻害する働きがあります。

 

つまり梅干しには、抗菌効果があるのに加えて、もしウイルスが喉の細胞に感染してしまっても増殖が抑えられるというダブルの効果があるのです!

 

しかも、このような梅干しの抗菌効果は多くの研究論文で報告されており、科学的な根拠が明らかになっています。

梅干し以外にもクエン酸が豊富に含まれる食べ物はありますが、梅干しが風邪に特に効果的なのは、科学的に証明された二つの効果によるものだったのですね。

 

○梅干しは体の免疫力を維持するのに大切な力を持つ!

梅干しには、風邪ウイルスの感染に抵抗するための成分が含まれていることをご紹介しました。

しかし、そもそも人間には感染した病原菌やウイルスを排除する仕組みである免疫系が備わっています。

いくら梅干しに抗菌作用があるからといっても、常に空気と接している喉はウイルスの感染から防ぎきれるものではありません。

体に備わっている免疫力を維持することこそが大事になります!

 

梅干しには、先程お話ししたクエン酸の他にリンゴ酸や、カルシウムなどのミネラルやビタミンが非常に豊富に含まれています。

特に、クエン酸は体のエネルギー生成や疲労回復に重要な役割を果たします。

さらに、梅には免疫の活性化に直接作用する成分が含まれていることも分かってきています。

このように、梅には免疫力をアップさせる効果が含まれているので、寒くて免疫力の落ちがちな冬にぴったりなんですね!

 

余談ですが、2018年のノーベル医学・生理学賞は、免疫に関係する分子を発見した本庶佑さんでしたね。

 

梅湯の作り方

梅湯の作り方は、非常に簡単です。

カップにお湯を注ぎ、梅干しを入れてつぶすだけ!

このとき、梅干しをコンロなどで少しだけ焼くひと手間を加えると、より効果がアップしますよ!

 

まとめ

いかがでしたか?

梅は体にいいだけでなく、風邪予防にも効果があって、まさにスーパーフードと呼ぶのにふさわしいですね!

季節の変わり目は風邪を引きやすいですから、免疫力をアップさせたいですよね。

子供によっては梅干しが好きな子もいますよね!

うちの娘も最近食べたいと言い出して、買ってきたらすごく酸っぱい顔をしていましたが、病み付きになっています。

梅干しはスーパーなどで手軽に入るし、梅湯を作るのも非常に簡単なので、ぜひ試してみてください。

 

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