梅干しは何歳から食べられる?塩抜き方法やオススメレシピも!

酸っぱい梅干しには、疲労回復、殺菌作用、腸内環境の改善の効果があります。

そのため、便秘がちの赤ちゃん、風邪で体力が落ちている赤ちゃんに、

ぜひ食べてもらいたいのですが、塩分が気になるお母さんが多いのではないでしょうか。

 

私自身、毎年梅雨の時期に梅干しを付けるのですが、塩はこれでもかというくらいに入れます。

そんな塩分たっぷりの梅干しを赤ちゃんに食べさせるには少し抵抗がありましたが、

ちゃんと塩抜きをしたり、食べ始める月齢を間違わなければ赤ちゃんにとって、

体に良い食材になると聞き、下の子から食べさせるようにしました。

しかし、酸っぱいので、赤ちゃんはビックリしてしまいます。

そのためにアレンジレシピなども紹介していきますので、ぜひお試しください。

 

赤ちゃんは梅干しをいつから食べられる?

塩分が高い梅干しはいつから食べさせて良いのかわかりませんよね。

完全に梅干を食べていいのは生後9ヶ月からです。

 

生後6か月から7か月のお子さんは1日の塩分摂取量が大幅にオーバーしてしまうために、

まだ食べさせることができません。

 

7か月から8ヶ月の赤ちゃんは少量であれば食べさせてあげられます。

 

生後9か月になれば、種を抜き塩抜きをすれば、

丸ごと1つを食べさせてあげられますので、

風邪をひいたときでなくても、離乳食のお粥のアクセントの1つとして、

入れてあげると風邪をひきにくくなりますし、

離乳食に入れる時の塩抜き方法!便秘をしにくくなりますよ。

 

生後7か月から8か月のお子さんに食べさせる時は、

塩抜きをした梅干しを小さじ1程度ペーストにし、お粥に混ぜてあげます。

それ以上にあると塩抜きしていても塩分の取りすぎになりますので、

赤ちゃんが気に入ってもっと欲しいと言ってもそこまでにしておいてください。

 

そして、生後9か月になると1つ丸々食べられるのですが、

この時にも塩抜きはしっかりしておいてください。

そして種も忘れずに抜いておいてくださいね。

 

ちなみに、塩抜きをせずに梅干しを食べられるのは、2歳ごろからで、

それでもおにぎりに少し入れる程度です。

でも、子供は酸っぱい梅干しはあまり好きではないので、嫌がるようであれば無理に食べる必要もありません。

 

余談ですが、梅干しって塩分が高いと敬遠されがちですが、普段の食事で味を濃くしている方が梅干しを食べるより体に悪いんです。

せっかく栄養豊富なお野菜の煮物を食べていても、濃い味付けにすると、塩分が高くなり、体に悪影響を与えてしまいます。

普段の食事の味付けにも注意をして、できるだけ味付けの濃い食事は控えるようにしましょう。

 

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子供向けオススメ梅干しレシピ

酸っぱい梅干しを美味しく食べてもらうためのオススメレシピを紹介します。

まず最初に梅干しの塩抜きの方法からです。

梅干し 50g

水   200g

塩   少々

 

・ボウルに水をはり梅干しと塩を少々入れます。

なぜ塩抜きなのに塩を加えるのかと言うと、浸透圧で抜けやすくなるからです。

ちなみに塩を入れなくても抜けます。

 

・冷蔵庫に12時間入れておく

 

・水を変えさらに12時間

 

・やっと塩分が抜けますので、取り出し使用します。

残りはタッパーで保管しますが、1が月程度しかもちませんので、

早めに使い切りましょう。

 

これで塩抜きができましたので、やっと調理開始です。

 

・梅シラスチャーハン風お粥(9ケ月から完了期)

材料

・ご飯又はお粥 食べる量

・塩抜きした梅 1つ

・卵      1つ

・シラス    お好みの量

・塩      少々

・ゴマ油    適量

 

離乳後期はおかゆで完了期はご飯で作ってください。

 

  • シラスはザルに移し熱湯をかけ塩抜きします。
  • 梅干しの種を抜き、細かく刻みます。
  • ご飯を鍋に入れ、子供さんに合わせた固さでお粥を作ります。
  • シラス、梅干しを入れ少しの塩とごま油で味を整えます。
  • 溶き卵を入れよくかき混ぜ、仕上げにごま油をたらし完成です。

 

完了期

  • シラスはザルに移し熱湯をかけ塩抜きします。
  • 梅干しの種を抜き、細かく刻みます。
  • フライパンを熱し、ごま油をひきます。
  • 卵をよく溶き、熱したフライパンに流します。
  • 素早くかき混ぜ、卵が固まらないうちにご飯を入れ絡めます。
  • シラスはそのまま、梅干しは刻み投入。
  • 塩で味を整えます。

 

シンプルで美味しいですよ。

大人はもう少し味を濃くしてもいいですね。

昼食にいかがでしょうか?

 

・梅粥

いつものお粥に刻んだ梅を入れるだけです。

生後7か月からどうぞ。

 

・梅おかか枝豆おにぎり

完了期に近いお子さん向けです。

梅、枝豆を細かく刻み、ボウルにご飯を入れ梅干し、枝豆、おかかを入れ、

握るだけです。

色も綺麗ですし、美味しいですよ。

こちらも大人の方でも食べられて美味しいですよ。

朝食にでもいかがでしょうか?

 

塩に抜きした梅干しは、食べやすくなっているので、

お子さんも気に入って食べてくれるはずです。

よかったら、離乳食の1品に取り入れてくださいね。

 

まとめ

赤ちゃんに梅干しを食べさせてもいいのかというお話をしました。

塩分が気になり、なかなか取り入れにくいと感じる梅干しですが、

調理法により美味しく、そして赤ちゃんの体力づくりの1つともなりますので、

ぜひ食べさせてあげてくださいね。

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