お正月を保育園で祝うねらいとは?どんな遊びや製作が盛り上がる?

年中行事

お正月になると、保育園や幼稚園で餅つき大会などを行う所も多いですよね。

餅つき大会やかるた取り大会などは、どんな意味があって行っているのでしょうか?

お正月に盛り上がる遊びはどんなものがあるでしょうか?

 

お正月を保育園や幼稚園で祝うねらいは?

お正月を保育園や幼稚園で祝ってくれますが、どんな目的があって祝っているのでしょうか?

年齢別にみていきましょう。

 

1歳~3歳の正月を祝うねらい

1歳~3歳までは、1年間の大きな行事であるお正月の雰囲気を知ってもらう事に保育のねらいがあります。

餅つきを通じて、正月がどんなものなのかを知る事にも狙いがあります。

また、福笑いなどで、伝統的な遊びを通じてみんなで楽しむと言うねらいがあります。

 

4歳~6歳の正月を祝うねらい

4歳から6歳になると、少しずつ字に興味が湧いてくる時期なので、簡単なカルタを通じて字に興味を持ってもらう事がねらいの1つになります。

1年の行事である大掃除も、大切な行事の1つです。

みんなで大掃除をして元旦を迎え、幸せを呼ぶと言われている歳神様にたくさんの幸せを届けてもらうと言うしきたりを教える狙いもあります。

 

お正月の由来を子供向けに説明するなら?

まずは、大人が知ろう

「お正月」と言う言葉はどこから来たのか知っていますか?

これは、1月と今は呼ばれていますが、昔で言う1月の別名からつけられています。

1月の名前の呼び名を表にまとめてみました。

1月1日を元旦
1月3日までを3が日
1月7日までを松の内
1月15日までを小正月

 

この、1月15日の小正月が今の正月の名前の由来となっています。

そして、正月の本来のねらいは年末に大掃除(すす払い)をして先祖の神様である歳神様をお迎えする事がねらいです。

綺麗に掃除をすればするほど、歳神様が幸せを運んできてくれると言う言い伝えがあります。

 

お年玉の由来

お年玉にも、きちんとした由来がある事を知っていますか?

お年玉は、昔は歳神様が宿っていると言われている鏡餅を家族みんなで分けて食べていたことから来ています。

現在では、お餅ではなくお金を渡していますが、昔はお餅だったようですね。

 

子どもに説明するなら本を読んであげよう

歳神様の存在を教えてあげれば、嫌がる大掃除も喜んでしてくれますね!

まずは、歳神様から教えましょう♪

そして、正月に必ず教えたいのが12支のお話ですね。

まずは、12支の始まりの由来から読んであげましょう。

十二しのはじまり お正月に読む絵本 / 木暮正夫 【絵本】

 

来年の干支のイノシシの本を読んであげましょう。

この本はシリーズで12支分ありますので、その年に合わせた本を選んで読んであげるのがいいですね!

いのししくんおばけへいきだもん (12支キッズのしかけえほん) [ 木村裕一 ]

お正月に盛り上がる遊びや製作のアイデア!

やはり、お正月は伝統の遊びに触れあう大切な行事です。

ですので、ここでは伝統行事を中心に紹介します。

今の子ども達はゲームにスマホが中心になっています。

しかし、伝統行事に関わって将来に残していくことも大切な事なのではないでしょうか?

 

福笑い

作り方

1歳児~3歳児にはすべて作って、シールで顔を貼れるようにしましょう。

4歳児~6歳児には、顔の形だけを渡し顔のパーツの形だけ印刷した紙を渡し色を塗ってもらい、切り取ってもらいましょう。

遊び方

1歳児から3歳児までは、シールのように貼ってもらいます。

4歳児から6歳児までは目隠しをして、置いてもらってみんなで見せ合います。

とても、面白い顔になるので園が笑いに包まれるでしょう。

 

カルタ

こちらも、定番の遊びになります。

こちらは、作るものはありません。

字が分からなくても絵でわかる簡単なカルタがありますので、そちらを使ってみんなでカルタをして遊びましょう。

人数が多い場合は、二つに分けてした方がいいでしょう。

ルールを守る事がとても大切なカルタは、この時期に子ども達にとても良い刺激になる出でしょう。

ことわざカルタ」絵本で有名な、いもとようこさんの絵が描かれたカルタです。

日本のことわざかるた ([かるた]) [ 西本鶏介 ]

 

まとめ

今回は、お正月のねらいについてご紹介しました。

お正月は1年でもっとも大切な行事の1つです。

子ども達に大掃除の大切さや神様を迎えると言う日本の伝統をしっかりと伝えていきたいですね♪

 

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