寒い時期は体を温めたくなりますよね。
ストーブやこたつなどでも体は温められますが、どうしても体の芯から温めることはできません。
ストーブやこたつはその場から離れるとすぐに寒くなってしまいますが、体の芯から温めるには、体を温める作用のある食材を取り入れることで、温めることができます。
その1つとして生姜があります。
すりおろした生姜を生姜湯にして飲むと体がポカポカしますよね。
そんな生姜湯ですが、風邪を引いた赤ちゃんに飲ませてあげても問題ないのでしょうか。
赤ちゃんに生姜って少し悩みますよね。
今から子供に生姜を与えても良い時期、そして生姜湯は飲ませてよいのか?
8人の子供を育てる私が、栄養士さんに聞いた子供×生姜に関するお話をしていきますね。
子供はいつから生姜を食べてもいいの?
生姜を子供に食べさせていい時期というのは、結構あいまいで、詳しく何歳から?とどこにも記載はありません。
詳しく知りたかったので、保健センターの栄養士さんに聞いてみました。
生姜は魚やお肉の臭み消しに使われています。
それほどに刺激が強い食材です。
小学生の子ですら、冷ややっこに乗っているおろし生姜が苦手で、よけて食べる子がいるくらいです。
そんな刺激の強い生姜を0歳児ではあまり与えない方が良いそうです。
1歳からようやく、ごく少量でしたら使用できます。
臭み消しに生姜を入れて煮た魚だったりを食べさせてあげられますが、
大人と同じ量ではなく、本当にごく少量にしてください。
2歳児でごく少量から少量程度の生姜を使用できます。
お味噌汁やおかずに少し混ぜてみてください。
3歳児で生姜焼きなど、生姜の味がしっかりする料理を食べることができます。
子供によっては嫌がりますので無理矢理食べさせる必要はありません。
風邪を引いた赤ちゃんに生姜湯を飲ませてもいい?
寒くなると赤ちゃんも風邪をひきやすくなります。
我が家の1歳児も寒くなってきた今、早速風邪をひきました。
熱が出ると赤ちゃんはしんどくて泣きますし、お母さんも大変ですよね。
そこで昔から風邪に効くという生姜湯という飲み物がありますが、赤ちゃんには飲ませてあげられるのでしょうか?
先ほど、0歳児には生姜は与えない方がいいと言いましたので、
生姜湯も同様に0歳から2歳はまだ早いです。
3歳頃から生姜湯を飲ませてあげてください。
それまでは、少量の生姜で炊き込んだご飯や、味噌汁に混ぜたりして、生姜を食べていくということしか生姜で風邪予防をする方法はありません。
生姜湯は3歳から飲ませてあげてくださいね。
はちみつ生姜を子供にあげる時に注意したいこと
はちみつの中に生姜を入れ漬け込んだ、はちみつ生姜ですが、これをお湯に入れて飲むと、これもまた風邪に効果があります。
子供に飲ませてあげると温まりますし、甘くて美味しいです。
しかし、はちみつには乳児に与えると死に至ることもあります。
それが、ボツリヌス菌です。
はちみつの中には、このボツリヌス菌というものが、まれに混入しています。
このボツリヌス菌は1才未満の子供の体内に入ると非常に危険です。
まだ免疫力がしっかりしていないのでボツリヌス菌に感染すると、
最悪死に至ることもあります。
1才を過ぎ免疫力ができると、このボツリヌス菌が体内に入っても勝手に自滅します。
その為に1才を過ぎてからにしてくださいね。
ちなみに私はまだ怖くて2歳になった娘にはまだはちみつはあげていません…
1才過ぎてすぐに与えるかどうかは個人の判断にしてくださいね。
まとめ
体にいい生姜湯ですから、子供に飲ませてあげたい気持ちはわかりますが、3才未満のお子さんの場合、もう少しだけ待ってみてください。
他の食材に混ぜたりすることはできますので、そちらから食べさせて、今年の冬も風邪に負けない体つくりをしていきましょうね。
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